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BEATLESS感想。

 地元の図書館に『BEATLESS』があったので借りてきた。
 ちょっと迂闊にお金使えない時期なので、試しに読んでみたいと思ったものが図書館にあるのは助かる。ただまあ、地元の図書館、「この有名どころがないってどういうことだよ!」みたいなみょうちきりんなラインナップで困惑する。本屋じゃないのだからあーだこーだ言っても仕方ないのだけど。

 それはさておいて、前にやっていたブログ以来、久しぶりにブログ上に感想を書く。
 粗相があるかもしれないがご勘弁を。
 内容を知らない人が評判を調べるためにここを訪れることもあるかもしれないので、そういう人向けに『BEATLESS』がどういう作品だったかということを、私なりに書いておくと、「目に付く悪いところは沢山あるけれど、それだけで捨て去ってはいけない何かがある」話だった。
 というか、丸一日かけて一気に読みきったので多分よく理解できてないだろうところがいっぱいある。
 これから書く感想もその一気に一読した結果の元に書くので、人によっては多分なんだそらみたいに思うと思う。
 ただ、ロボット物小説(けっしてアニメのロボット物と混同してはならない)が好きな人なら、この小説は一読しておいて損はない。多分。

 続きは以下から。

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義肢のお値段

●ギアランナー世界の義肢価格の相場っておいくら?
 この時代では義肢の大部分は量産され、それを装具士がユーザーに合わせて加工するという
 形式になっています。
 ここでは義肢一本で、保険を適用せず、手術費、義肢装具士の人件費等を除いた
 量産型の単価の価格とします。
 安くとも10万~30万円。
 高いものだと100万円越えも少なくありません。
 基本的にはオプションが付き、性能が良くなるほど高額に。
 また装飾等は各義肢に3千~10万円ほど上乗せした価格になります。
 具体的には以下の通りです。

・最安:棒型埋め込み式義足(膝下)  10万円
   :棒型埋め込み式義足(腿下)  10万円
   :模型義手(非可動)  10万円
   :模型義足(非可動)  10万円
   :棒型ソケット式義足(膝下)  13万円
   :棒型ソケット式義足(腿下)  13万円
   :フック型ソケット式義手(肘先)  17万円
   :関節稼働型ソケット式簡易義足(膝下)  20万円
   :関節稼働型ソケット式簡易義足(腿下)  25万円
   :スポーツ用ブレード型義足(膝下)  30万~50万円 ※安価なもの
   :コンピュータ制御式簡易義手  38万円
   :コンピュータ制御式簡易義足  38万円
   :脳波操作式簡易義手(肘先)  45万円
   :脳波操作式簡易義足(膝下)  45万円
   :脳波操作式簡易義手(肩先)  50万円
   :脳波操作式簡易義足(腿下)  50万円
   :筋電義手(肘先)  57万円
   :筋電義足(膝下)  57万円
   :コンピュータ制御式義手  60万円 C-leg相当
   :コンピュータ制御式義足  60万円
   :筋電義手(肩先)  64万円
   :筋電義足(腿下)  64万円
   :神経接続式義手(肘先)  80万円
   :神経接続式義足(膝下)  80万円
   :神経接続式義手(肩先)  93万円
   :神経接続式義足(腿下)  93万円
   :神経接続式義足(股関節下)  100万円
   :人体再現義手(肘先)  155万円
   :人体再現義足(膝下)  160万円
   :人体再現義手(肩先)  170万円
   :人体再現義足(腿下)  178万円
   :人体再現義足(股関節下)  184万円
   :スポーツ用人体再現義手(肘先)  200万円
   :スポーツ用人体再現義足(膝下)  200万円
   :スポーツ用人体再現義手(肩先)  220万円
   :スポーツ用人体再現義足(腿下)  220万円
   :スポーツ用人体再現義足(股関節下)  234万円
   :スポーツ用高機能義手  260~635万円 ※ギアランナーが使用するもの
   :スポーツ用高機能義足  270~650万円
   :軍事用義手  748~1120万円
   :軍事用義足  756万円~1192万円
・最高:有機構造体義肢  2300万円
 操作・装着形式:埋め込み、ソケット、コンピュータ制御、脳波操作、筋電位読み取り、神経接続

●保険の適用範囲
 基本的には人体再現義肢までなら最大で70万円までの医療保険が適用されます。(装飾等は自己負担)
 他手足を失った理由による保険金や、義肢メーカーが提供している技術賞与金(高価な義肢を買うと技術進歩に協力したということで提供されます。最大で200万円)で大体の義肢は一般人でも購入できる金額になります。
 スポーツ用など用途が限られた義肢は保険の適用外となり、自己負担になります。
 技術賞与金はほぼ全ての義肢に適用されます(ギアランナーなどは技術賞与金と大会賞金によって義肢を購入する資金を作っています)が、軍事用のみ例外となります。

●手術費
 装着する義肢によってピンキリですが、実際高価な義肢になるほど手術費も膨れ上がるものです。
 そのほとんどは医療保険、健康保険によって賄われています。(スポーツ用などの義肢を買うにしろ、日常生活用の義肢も購入しなければならないので一応保険が下りないということはない)

・義肢装具士の人件費
 同じく義肢によりピンキリです。リハビリテーションの指導なども行いますので、その費用も入ります。
 安価なものほど扱いが難しいため、調整、加工や指導にかかる費用が大きくなる傾向にあります。
 こちらも医療、健康保険の対象内で、一回1万~5万円までは下りることになっています。
 義肢の扱いに熟練するとメンテナンス費用が保険対象外とされることが多いです。

・義肢の安価化の背景
 義肢製作に大手医療機器メーカー、自動車メーカーなどが参入、税率の全体的な引き上げとそれに伴う高福祉化政策によって高機能な義肢開発が活発化したことが主な要因に挙げられます。
 また2056年から2071年にかけてアフリカを中心に大きな戦争が度々起こり、そのため義肢需要が増したことも一因となっているようです。

 ※ギアランナー世界は2090年ごろを想定しています。
  現実の義肢は量産されず一から制作するため、高額になりがちです。
  たとえば例として記載したC-legなどは現在でも100万ほど(単価で)するそうです。

 ※2015年1月追記:上記で現実の義肢は量産されず~と書きましたが、これは当時の私の知識不足からくる誤りでした。現在でも大半の義肢は量産品を個人に合わせて義肢装具士がカスタマイズするというのが実際のようです。本当に一から作成するのは義肢を身体に取り付ける「ソケット」と呼ばれる部分になります。

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追加ルール

●困ったときの追加ルール
 GMが裁定に困ったな、そんな時に使ったらいいんじゃないかな、という追加ルール。
 用いる場合はあらかじめ宣言しておくといいかもしれません。

 ・フェイトロール
  PLが所持を宣言していなかったアイテムを持っている事にして欲しいと言い出したり、
  その部屋にあるかどうか確定できないものが必要だと言い出した時に行うロール。
  クトゥルフ神話TRPGにおける幸運ロールのようなものです。
  フェイトロールを行う場合、最初にPLが1D100を振ります。これが目標値です。
  次にGMが1D100を振り、PLが出した目標値より出目が低ければ成功となります。
  この手順は毎回繰り返すことを想定していますが、あらかじめPCステータスとして目標値を決定しておいても良いでしょう。
  なお、PLが無茶を通すためにこのロールをGMに要求するようなことは、円滑なプレイのためにも避けて下さい。

 要望がありましたら逐次追加していきたいと思います。

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